蜻蛉日記新考
- 兼家妻として「書く」ということ
- 著者: 斎藤菜穂子
- 書籍
- 出版社:武蔵野書院
- 発売日: 2018年3月
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この商品の説明
著者/アーティスト
著者: 斎藤菜穂子
目次
1 上巻における“兼家妻”としての社交の様相(時姫との「真菰草」の贈答歌考―端午の節句時の交際として;上巻の御代替わり考―兼家の妻としての行動);2 安和の変をめぐり構成される記事(小弓の記事における「柳の糸」と「柳のまゆ」の贈答歌考―「眉」と「繭」の掛詞をめぐって;中巻の「桃の節句」と「小弓」の記事について―安和の変の直前に書かれたこと;安和の変直後の長精進と病臥―正五月と閏五月の対応;兼家の御嶽詣―安和の変後に求められた加護;愛宮への長歌と「多武峯より」との関わり―喚想される過去の悲劇;愛宮との贈答歌記事と屏風歌記事の意味―安和の変後の御代替わり期として);3 安和の変後の新たな方向性(中巻の「内裏の賭弓」の意義―小弓の記事との関係から;下巻の正二月・閏二月の漢詩文的表現群―つくり出された春の情景);まとめ『蜻蛉日記』における「書く」ことと“兼家妻”としての自意識
商品仕様
- アイテム名:書籍
- ページ数:277p
- 大きさ:21cm(A5)
- 出版社:武蔵野書院
- ISBN-10:4838607091
- ISBN-13:9784838607099
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