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プラヤ

プラヤ

フランク・モネ  
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CD アルバム 
発売日: 2001年7月25日
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  • 価格(税込):2,592円

この商品の説明

ヴァネッサ・パラディらにも曲を提供している若手シンガー・ソングライターのデビュー作。アコースティック・ギターとパーカッションの演出するサマー・ヴァカンスの世界が広がる。

ミュージック・ホールが生んださまざまな歌

ショービジネスを表わす“ショービズ”ということばは、略語でもなんでもない、実はれっきとしたフランス語だと主張するのがフランス人だ。ホールでのステージ興業を創始した男の名からきているのだ、というのが彼らの説明なのだが、まあ、その真偽はおいておこう。ただ、少なくとも100年ほど昔には、いまもモードやブランドの中心がパリであるように、“ショービズ”といえばフランス、という事実があったことは間違いのない事実といえる。もちろん、いまもその残滓(簡単にそう片づけるのには強烈すぎるが……)が、この国にしっかりと残っているのもある種の側面からみれば、簡単にわかっていただけるだろう。たとえば、ワールド・ミュージックの興隆、アンビエントとヒーリング・ミュージックの混血なども、いってみればフランスのショービズ(反面教師としての要素を含めて)に影響されてきたということさえできるのだ。
まあ、最近の一番華やかな部分でいえば『ノートルダム・ド・パリ』があるだろう。クラシックでいえばオペラがそうであるように、ミュージカルは見事な総合芸術。まさにショービズの極みといえるものだ。そんな伝統の源泉はおよそ150年前にはじまる。
フランス革命の前後から街文化の担い手としてのマジョリティとなっていた市民(現在に引き寄せてみればわれわれ)の和みの場はカフェだった。そこにはまだまだアーティストと呼ぶには無理のある歌を歌う芸人たちがいたのだが、そんなカフェが演劇やステージの要素をもったカフェ・コンセールに姿を変えていくのが19世紀の半ば。そして一度、火がついたものはゆくところまで突っ走る。勢いづいたカフェ・コンセールの多くは、音楽や歌ばかりか、寸劇、マイムといったコミック系の要素を取り込み、照明や音響といった舞台装置を活用する場へと姿を変えていった。音楽を中心に豪華絢爛なレヴュー、ダンスや軽業までをオーケストラ演奏に乗せて楽しめるようになったわけだ。これがミュージック・ホールの誕生である。
そしてミュージック・ホールの真打ちはなんといってもシャンソン。つまり“うた”入りの音楽だ。シャンソンの生みの親といわれるアリスティード・ブリュアンからはじまり、ミスタンゲット、モーリス・シャヴァリエ、フレエルといったセピア色の大スターたち、ダミア、エディット・ピアフ、シャルル・トレネ、そしてイヴ・モンタン……錚々たる大歌手たちがステージを飾った。そして今日に続く音楽の大分流が来る。大劇場での華麗なステージでの“うた”、小規模なカフェ・コンセールや音盤を通じて聴き手の胸に忍び込もうとする“うた”、ストリートや気のおけない親しさのなかで育まれる“うた”、なにかを主張するため、自らの存在を自ら再確認するための“うた”――すさまじいばかりのバリエーション。しかし、そのすべてがミュージック・ホールの子供たちといえる存在なのだ。

種々雑多な文化が誕生した水路と陸路の大交差点

パリという街は、単にフランスの首都というだけでなく、ヨーロッパ全体からみても文化的中心であり、アフリカや中近東までを大きな翼で覆うユニヴァーサルな文化圏のハブとしての役割も果たす。当然、そこにはすべてがあり、すべてが集積する。もちろん音楽を含む芸術も同様だ。しかし、パリはあまりに巨大・雑多すぎて全体を見失うことになりかねない。そこでここではあえてそれぞれの特徴を俯瞰しやすい次善の都市リヨンに眼を向けてみようと思う。
フランスはちょうど六角形をしている。面積にして日本の1.5倍ほどのその中央の右下のあたりに位置するのがこのリヨンという街だ。周辺も含めるとパリに続いてフランス第2の都市圏としての規模と実力を持つ。街の起源が古代ローマに遡ることからもわかるように、このリヨンは交通の要所でもある。北から下ってくるソーヌ河。東から迫るもう一本の川がローヌ河だ。この2本の水脈が合流して“大ローヌ”となって南へと流れ下り、南仏プロヴァンスを縦断するように地中海に注ぐのである。しかもこれらに加え、もう一本の大河が登場する。ロワール河。進路を西へとりボルドー付近で大西洋に注ぐフランス最長の流水距離を誇る川だ。水路と陸路の大交差点にさまざまな人が集まり、そこから種々雑多な文化が誕生するだろうことは想像に難くないだろう。当然、リヨンはショービズのいくつもの側面を映す何人かのアーティストたちの故郷となった。代表を挙げよう。リアンヌ・フォリー、ラフェール・ルイ・トリオ、ケント、カルト・ド・セジュールだ。
“ショービズのプリンセス”といったいい方さえじつにしっくりくるのがリアンヌ・フォリー。ジャジィなサウンドにブルージィな感覚をも加えて、まさにミュージック・ホールのステージで満場の観客をわかせるタイプだ。CDとシーンとのバランスを見事にとりながら、“スター”としてのよい意味での虚構を創りあげていくその姿は、まさにショービズ・タイプといえるだろう。タイプだけを取り上げれば、パトリシア・カースやヴァネッサ・パラディも彼女と同様の道を歩んでいるように思われる。
同様に華やかなスポットライトを浴びながら、どこか斜に構えた部分(より正確にいえば彼らの場合はエスプリで笑い飛ばし)をもっているのがラフェール・ルイ(ス)・トリオ。奇抜なヘア・スタイルやヒトを食った芸名の印象が強いだろうが、その音楽はいたって正統派。とはいえグループ名すら“(ジェリー・)ルイス気取り”から取ったというだけあり、なかなか頑固な面ももつ。一番わかりやすいのは活動の拠点をリヨンから移そうとしないところ。いくらTGVで1時間半とはいえ、どこまでもこの街にこだわる一途さはいいものだ。それは音楽性にも現れる。そんな点、オトゥール・ド・ルーシーやマーズ・アタックといった90年代後半に登場してきたこだわりのバンドたちの先駆者的な側面もあるように思う。
そういえば、エンゾ・エンゾの仕掛け人として知られるケントの音楽はついに伝統的なシャンソンへともどってきた。さまざまな音楽要素の遍歴を経たなかでなかなかに味のあるモノとなっていったその作品たちは日常生活のさりげないスケッチともいえる。たとえば、トマ・フェルセンのレーベルから登場したフランク・モネの洒脱・含蓄・諧謔の化身のようなヴォーカル・スタイルとその音楽シーンとの関わり方などは、まさにそんな彼の若かった時期の才能のキラメキを思い起こさせるものだ。
どの時代も変わらなかった交通の要所としての伝統が育てた大きな中国人街、アラブ人街をもつリヨンだけに、もちろんエスノ系サウンドの温床としての役割にも大きなものがある。だれもが挙げられるその代表アーティストはカルト・ド・セジュール。80年代から90年代の狭間に活躍し“滞在許可証”ということばをグループ名とした彼らは、その後にラシッド・タハという強力なアーティストを残した。そこがマノ・ネグラなきあとのマヌー・チャオにイメージが重なるのも決して不自然には思えないほどの存在感にあふれていた。
フランス第2の都市とはいえ、中心部の人口はわずかに40万強というリヨン。大会場でのツアー・コンサートと並んで、こぢんまりとしたホールのステージと客席が一体となるコンサートにもことかかない。血の通ったそんなステージにもっともふさわしいのが“レ・ザンフォワレ”のツアーだ。芸人コリーシュが「恵まれない人々に温かい食事を」と開始したボランティア活動“心のレストラン”は、いまでは多くのアーティストたちが参加し、フランス全国を巡業するツアーになっている。そんなホール全体が渾然一体となる雰囲気、それこそは19世紀の半ばに誕生したミュージック・ホールをしっかり受け継いだまぎれもない現代の空気なのだろう。そして、そんな温かな音楽がよく似合う街、それがリヨンというところなのだ。 (佐藤篁之)

出演者/アーティスト

ボーカル: フランク・モネ

商品仕様

  • アイテム名:CD
  • パッケージ:アルバム
  • メーカー:ワーナーミュージック ジャパン
  • レーベル:wea japan
  • 商品番号:WPCR 11025

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