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エリザベス・テイラーとミア・ファローが奇妙な“母娘”を演じた名匠、ジョセフ・ロージー監督による禁断の心理サスペンス!自らの不注意で最愛の娘を水死させてしまい、ロンドンの安アパートで失意の日々を生きる中年の娼婦、レオノーラ(エリザベス・テイラー)は、ある日バスの中でいきなり「マミー」と声をかけてきた若い女、チェンチ(ミア・ファロー)に誘われるがまま彼女の家に連れて行かれる。母を亡くし、豪邸で孤独な生活を送るチェンチに請われて一緒に住み始めるレオノーラ。財産目当ての伯母らから守り、いつしかチェンチに実の娘のように愛情を注ぐレオノーラだったが、チェンチの義父、アルバート(ロバート・ミッチャム)が姿を現わしたことから、奇妙な母娘関係に亀裂が生じてしまう・・・・・・。『バージニア・ウルフなんかこわくない』(66)で二度目のオスカーを手にし脂の乗りきっていたテイラー、『ローズマリーの赤ちゃん』(68)でブレイクしたばかりのファロー、そしてハリウッド随一の“タフガイ”、ミッチャムの豪華競演が話題を呼んだ心理サスペンスの傑作。監督は『できごと』(67)、『恋』(70)の名匠、ジョセフ・ロージー。