この商品の説明
商品紹介
常に第一線作家の活躍の場として、ベストセラーを生み出してきた雑誌。文芸賞の発表の舞台としても注目です。
目次
【特集】第21回女による女のためのR-18文学賞
○受賞作発表
○受賞の言葉
○選評 窪 美澄/東村アキコ/柚木麻子/友近
○大賞
◆上村裕香/救われてんじゃねえよ
――八畳一間の家で、一人で母を介護する高校生の沙智。そんな中、母の障害年金がおりるが――
○友近賞
◆古池ねじ/いい人じゃない
――夜十時、在宅ワーク中、スマホにメッセージが。元夫からでないことを願いながら目をやると
【歴代受賞者競作】
◆一木けい/歯形
――憧れの志貴さんとやっと付き合えた。でも彼女の体には
◆田中兆子/乳首差別主義者
――この写真の乳首だけが気になって仕方がない。なんでだ
◆白尾 悠/画面の彼方に
――Web会議に見知らぬ顔が。気付いているのは私だけ?
◆清水裕貴/有り余る果実
――常連客に恋の予感? 店長の心には父の姿がちらついて
◆小沼朗葉/ピンクの髪
――美容院で何気なく吐いた嘘。やがて波紋が広がっていき
◆秋ひのこ/透明な気持ち
――いじめを苦に姉が自殺して約一年。静香は中学生になり
◆梅田寿美子/カイダンシと一命の鳥
――怪談甲子園出場を持ちかけられた陽向の頭に浮かんだのは
◆宮島未奈/階段は走らない
――閉店する地元の百貨店。行ってみると旧友が集っていて
【待望の新連載】
◆赤川次郎/暗殺
――受験の朝、少女の前で銃が抜かれた――。遺された者の苦悩を描く重厚なミステリ、開幕
【追悼エッセイ】
◆辻 真先/西村さんの背中を見つづけて
――天へ旅立つ瞬間まで現役を貫いた西村京太郎さん。その背中を追い続けた後輩作家の目に映るのは――
【『咲かせて三升の團十郎』刊行記念対談】
◆蝉谷めぐ実×仁志耕一郎/役者の魂を掬う
――江戸の芝居小屋を飛び出し、現代の書き手の創作意欲を刺激する彼ら。その魅力は一体どこに
【傑作読み切り】
◆井上荒野/静かな、もの悲しい、美しい曲
――僕はリーのために、そして自分のために祈る。運命の人に会えますように、と
【大好評! しゃばけシリーズ】
◆畠中 恵/妖百物語
――百物語に参加することになった若だんなを待ち受けるのは――。
シリーズ第二一弾、最終回!
【バラエティコラム】
〈もういちど会いたい〉松居大悟
〈あのとき聴いた音楽〉吉田靖直(トリプルファイヤー)
〈わたしの相棒〉稲田 浩
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 生と死のあいだで
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯あかりの島
◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆桐野夏生/ダークネス
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
第三十五回「山本周五郎賞」候補作発表
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項