管球王国
- Vol.47(冬号)
- 雑誌
- 出版社:ステレオサウンド
- 発売日: 2008年01月27日
- 発行間隔: 1,4,7,10月の28日
この商品の説明
商品紹介
オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!
目次
主な内容
真空管式/半導体式最新フォノイコライザーを聴く
Phono Equalizer Amplifier 15brands
テスター=篠田寛一/和田博巳
いま最高の「アナログレコード再生」を目指す方のために、最新フォノイコライザーアンプを徹底試聴します。管球式の5機種、ソリッドステート式の9機種、ハイブリッド式の1機種による全15機種は、どんな魅力的なサウンドを聴かせるのか。本特集で、新たなアナログの世界を見つけてください。
○試聴機種
トライゴン(ADVANCE)、オルトフォン(EQA 777)、ベンツマイクロ(PP1/T9)、トライオード(TR-EQ1)、クォード(twenty four P)、リン(LINTO)、山本音響工芸(EQB01)、EAR(EAR 834 P5)、アンフィオン(PHONO 3)、KAB(EQS MK12)、コード(Symphonic)、マックトン(XX305)、フェーズテック(EA1場K)、エステティクス(Rhea)、ゴールドムンド(MIMESIS PH3)
ALTEC、JBLなど1940~60年代の
38cm径フルレンジユニット聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
JBL、アルテック、エレクトロボイス、スティーヴンスなど、1940~60年代に開発された計9機種の38cmスピーカーユニットを集めて試聴。アルテックのパワーアンプ1520Tと1570Bを組み合せながら、「フルレンジ再生の魅力」を検証し、各々の個性を引き出します。
○試聴機種
BL(D101)、JBL(D130)、アルテック(603)、アルテック(415C)、アルテック(420A)、エレクトロボイス(SP15)、エレクトロボイス(LS15)、スティーヴンス(Stephens 101FR)、スティーヴンス(Stephens P52FR)
実験工房 マスタークロック・ジェネレーター聴き比べ
テスター=新 忠篤/三浦 孝仁
デジタルオーディオ再生で重要なカギとなる「マスタークロック」。発振精度を上げることで、CDの音質もグレードアップしていきます。今回は業務機と民生機を合わせて10機種のクロック・ジェネレーターを集めて、その効果のほどを検証。さらにクロック入力をもつCD/SACDプレーヤーとの組合せを行ない、CDの情報を最大限に引き出す方策を探ります。
○試聴記種
<マスタークロック・ジェネレーター>
オルソスペクトラム(CCG525)、ミューテック(MC3)、ルシッド(GENx192)、アポジー(BIG BEN)、ミューテック(iD)、アンテロープ(OCX)、エソテリック(G03X)、オーディオ&デザイン(SyncroGenius HD-pro+)、dCS(Scarlatti Clock)、エソテリック(G0Rb)
<対応CD/SACDプレーヤー>
マランツ(SA11S2)、EMT(986)、ソニー(SCD-DR1)、エソテリック(P05+D05)、dCS(Scarlatti Transport+Scarlatti DAC)、スチューダー(A730)
Vintage Analogue
1970~80年代に登場した日本製プレーヤーシステム 2
往年の日本製プレーヤー5機種の魅力と音質比較
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇
「往年の日本製アナログプレーヤー」の聴き比べ第2弾。今回は、パイオニア、デノン、ヤマハ、オーディオクラフト、マイクロの名プレーヤーを取り上げ、それぞれの特徴と音質の魅力を探ります。
○試聴機種
パイオニア(Exclusive P3)、ヤマハ(GT2000)、デノン(DP3500+DP3000)、オーディオクラフト(AR110)、マイクロ(BL999)
いま再びアナログワールドへ・第3回
ジャズを存分に愉しむための良質で手頃な国内盤を聴く
新 忠篤/常盤 清/園田 恭弘/上野 毅
“ジャズ入門編”として、安価で手に入りやすい国内盤を聴きながら、アナログの世界を探訪します。管楽器からヴォーカルものまでをピックアップ。中古レコードの専門家を迎えて、ジャズ中古盤の状況や聴き所などをたっぷり語っていただき、ジャズレコードの愉しさをお伝えします。
マルチアンプシステムへの挑戦・第7回
WE597A&GIP597Aのポテンシャルをマルチアンプ駆動で引き出す
テスター=新 忠篤/篠田 寛一/常盤 清
2WAYのマルチアンプシステム(WE594A+ジェンセンL20)に、ボストウィック型トゥイーターWE597A、GIP597Aを追加する実験を行ない、3ウェイシステムの魅力を探ります。
マイ・ハンディクラフト
◎上杉佳郎
EL34プッシュプル・オルソン型・モノーラ・・・