この商品の説明
商品紹介
住まいの快適性、安全性の要求と共に、集合、一戸建ての別を問わず、全電化住宅が注目されています。 本誌は、電化を進める上で必要な基礎知識から、供給やコスト、設計施工、地域別情報、実例の紹介、電化製品・機器などを、図面や写真を豊富に使って分かりやすく解説。 建築家、設備設計者、工務店、電気工事関係者を対象として、住まいという幅広い視点で情報を提供しております。
目次
■特集:災害対策・レジリエンス
○気候変動時代に生きる気候変動に備える緩和と適応/法政大学/田中 充
気候変動時代に生きる地球温暖化が進行する中で、世界各地で気候変動が拡大し、国内でも深刻な気象災害が発生している。科学的知見に基づく21世紀末の気候変動の予測結果を紹介するとともに、気候変動対策である緩和策と適応策の考え方を説明し、とくに重要となる適応策の必要性を述べる。
○CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストの活用について/東京大学大学院/清家 剛
住宅のレジリエンスは、住まいと住まい方で対応が必要である。CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストは、CASBEEシリーズのチェックリストとして、健康を支え災害に備える住まいと暮らしを考えるきっかけとなるよう、気づきのツールとして作られた。それに関わる一般的な項目について、本チェックリストでとりあげている。今後はさらなるチェックリストによる啓蒙活動などの運用が、より重要であるといえる。
○地下室×屋上の複合提案「MultiShelter with Resilience」
防災と日常を両立させた新たな住宅提案のご紹介/サンヨーホームズ/廣川 陽奈
近年激甚化・頻発化する自然災害や、コロナ禍で生まれた働き方、生活様式の変化を受け、サンヨーホームズでは、防災と普段使いの両立を実現した地下室と屋上の複合提案「MultiShelterwithResilience」の提案を開始した。今後新たな住宅提案として地下室が普及していくのではないかと期待している。
○セキスイハイムの最新「スマート&レジリエンス」技術を実証開始
環境省の支援を受け、実邸で環境性・快適性を評価/積水化学工業/住宅カンパニー
セキスイハイムは、環境省の支援を受け、2021年より共同実施者3機関とともに「エネルギー自給自足ユニットの技術開発・実証」の技術開発を開始。「新スマートパワーステーションFRGREENMODEL」でモニター邸を募集し、その評価・実証を行う。この取り組みをもとに、エネルギー自給自足を推し進める本技術のさらなる強化と普及を図る。
○災害時の在宅避難における課題と電源対策
地震や風水害への備えを考える/東京電力エナジーパートナー/三井 博隆
近年、自然災害の広域化・激甚化が進む中、避難所に行くのではなく、在宅避難や車両避難を志向する人や自治体が増えている。筆者が、東京電力で行った2019年台風15号等の停電地域支援の経験やその後の検討を踏まえ、在宅避難の課題と電源対策について解説する。
■トピックス
○『ダイキンエコキュート』2022年モデル(W型)20機種を新発売
多彩な遠隔操作、節水サポート、エアコン連動、業界最高の給湯圧力で利便性と快適性を実現/ダイキン工業
ダイキン工業は、『ダイキンエコキュート』の2022年モデル(W型)を発売した。スマートフォンアプリとの連携で利便性を向上させたほか、業界最高の給湯圧力でシャワーや洗い物を快適にする。
○先客万来庵~新しくて懐かしい、床座と土間キッチン/マンションフルリノベーション/祐建築設計事務所/上田 眞樹
玄関から庭(バルコニー)まで続く土間空間、素材へのこだわり(MDF多用と石油製品の排除)、ものや生活に対する価値観の再認識、温故知新(日本家屋の特徴と古来からの道具に学ぶ)をテーマに行ったマンションフルリノベーション事例を紹介する。
○家の性能と、1年365日の生活の質を上げる。
一人住まいになった父を思う、娘からのリフォーム提案/育暮家ハイホームス/杉村 喜美雄
高齢期のリスクは何と言っても健康リスク。リスクを予知し備えることは資産価値を高め、QOLも向上する。リフォームを通してどのように住宅ストックに向き合えばいいのか、そこに私たちがどう役割を果たすか。遠く離れても絆を深めるご家族に接し、答えと勇気をもらったリフォームを紹介する。
■プロダクトナビ
○HEMS/IoT/IoEゲートウェイ「Atto」がModbus RTUとModbus TCP/IPを標準サポート/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveのHEMS/ IoT/IoEゲートウェイ「Atto」が、ModbusRTU通信とModbusTCP・・・