この商品の説明
商品紹介
住まいの快適性、安全性の要求と共に、集合、一戸建ての別を問わず、全電化住宅が注目されています。 本誌は、電化を進める上で必要な基礎知識から、供給やコスト、設計施工、地域別情報、実例の紹介、電化製品・機器などを、図面や写真を豊富に使って分かりやすく解説。 建築家、設備設計者、工務店、電気工事関係者を対象として、住まいという幅広い視点で情報を提供しております。
目次
■特集 これからのまちづくり
○先が見通せない時代のまちづくり
/横浜国立大学大学院 野原 卓加
未来を見通すことのできない現代のまちづくりには、データや証拠を活かす、先を見据えて目標達成の方法を考える、小さな動きから先を見る、連鎖的な動きを生む戦略を立てるなどの視点がヒントになるとともに、これらを多主体でフラットに進めてゆくための公×民×学連携拠点「アーバンデザインセンター」という仕組みが注目されている。
○市民が幸せを実感できるまちを目指して
/古川市 陰山 大輔
令和4年度「情報通信月間」総務大臣表彰(団体)を受賞するなど、スマートシティの取組で注目される加古川市。加古川市が推進するスマートシティの取組について紹介する。
○福山本通商店街の変身と挑戦
/わくわく街家研究所 木村 恭之
シャッター街になりつつあった商店街をやめるかという決断の局面から、地元市民の協力により「とおり町Street Garden計画」の策定と実施を経て、街づくり関連施設やカフェ系店舗の新規開業による空き店舗率の改善などの成果を達成。現在の課題と今後の展望なども紹介。
○老舗観光地のコンパクトタウン香川・琴平町の取り組み
/琴平町長 片岡 英樹
過疎・人口減少・少子高齢化の小規模自治体で、老舗の観光地、香川県琴平町。厳しいコロナショックで失ったものと得たもの。マイナス要素を嘆いていても、よくなることはない。発想と意識の変革。そして、民間の活用と連携が、持続可能への道と考える。
○UR賃貸住宅におけるスマート技術活用の実証実験について
/都市再生機構 田中 克典
UR都市機構では様々な社会課題に対し、AIやIoTなどのスマート技術の活用について検討を開始している。本稿では、団地(U R賃貸住宅)にお住まいの方にモニター参加していただいた「自動運転・遠隔操作ロボットを活用した配送実証」と「LINE・Webアプリを活用した団地ピンポイント情報の見える化実証」について紹介する。
○ (仮称)内幸町一丁目街区再開発プロジェクト
/東京電力ホールディングス 大金 優樹
カーボンニュートラルと防災を軸とした「次世代のまちづくり」を通じて、安心で快適なくらしの実現を目指す東京電力グループが、フラッグシップモデルとして位置づけて取り組んでいる、同社本社建物を含む大規模再開発である「(仮称)内幸町一丁目街区再開発プロジェクト」について紹介。
○人流ビッグデータを活用した魅力的な観光地づくり
/GEOTRA 陣内 寛大
GEOTRAは、三井物産とKDDIが設立した合弁会社で、人流データを活用したソリューションを提供。コロナからの回復、インバウンド観光客増において注目される観光領域での活用事例も多く、その一例として大阪府富田林市の事例を紹介。同社は、ビッグデータを活用した多様な分析により、行政・自治体等の効果的な観光施策の立案を支援している。
○データドリブンなまちづくりを加速、AIはいよいよ実装フェーズへ
/Intelligence Design 末廣 大和
まちづくりのためのデータ取得方法は群雄割拠の時代を迎えている一方でデータ利活用事例があまりないことが大きな課題となっている。自治体や企業からのニーズが高まっているAIカメラ(IDEAシリーズ)の事例を通じて具体的なデータ利活用について検討の一助になれると幸いである。
■TOPICS
○ZEH住宅に最適な除湿機能付き外気処理換気システム「Saravia(サラビア)」
新築住宅の高気密・高断熱化に伴い、全熱交換器を使用する第一種換気が今後急速に普及することが予想される中、「Saravia」は、外気処理による省エネ性が評価され、2022年度製品・ビジネスモデル部門において省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞。今後、住宅の省エネ換気システムとしての拡大を目指す。
○業界初、専用アプリで日射量予報と連携し、自動で沸き上げ。
太陽光発電の電気を有効活用したエコキュート
/パナソニック 松岡 孝/内谷 和雄
近年、カーボンニュートラル社会の実現に向けて再生可能エネルギーの利用が・・・