建築ジャーナル
- 2016年5月号
- 雑誌
- 出版社:建築ジャーナル
- 発売日: 2016年05月01日
- 発行間隔: 毎月1日
この商品の説明
商品紹介
<建築ジャーナルの編集方針>1.市民、利用者にとっての建築・都市への問いかけと批評。2.中央集権主義から地域主義へ。地方自治、市民自治による「まちづくり」をめざす。3.人間環境を大切にし、地球環境に負荷をかけない建築づくりをめざす。4.市民=公共のための設計業務・建築プロフェッションの確立をめざす。
目次
特集
海外に事務所を開く 9
1990年代の終わり以降、IT化や社会主義国家体制崩壊により、グローバル経済の波は地方や中小企業にまで押し寄せている。設計事務所も例外ではない。意図して、あるいはひょんなことから、海外で仕事または外国人相手に設計ということもありえる時代だ。ヨーロッパやアジア、オーストラリアなど10カ国から設計事務所の実態をレポート。そこから見えてきたのは、日本の建築士制度や建築確認制度がかかえる「どこかおかしさ」だった。
「海外に事務所を開く」より
■日本人建築家の悩みと喜びを聞く|村上 心 10
■保存版 設計事務所開設と働き方に関する世界10カ国からのレポート
<スペイン>志岐 豊 スペイン政府公認建築士 12
<オランダ>吉良森子 moriko kira architect 13
<デンマーク>齋藤光代 PLAN 14
<オーストラリア>坂口 潤 Jun Sakaguchi Architect 15
<カザフスタン>今用雄二 IMAYO CREATION 16
<中国>東 英樹 HMA architects&designers 17
<韓国>丁 志映 千葉大学大学院工学研究科助教 18
<インドネシア>藤本健生 PT. Mitra Kokusai Indonesia 19
<ベトナム>西澤俊理 NISHIZAWAARCHITECTS 20
<タイ>岩本昌樹 On Ground 21
■ペーパー審査建築量産国、ニッポン|西川直子 22
シリーズ 年間テーマ
居住の夢[5]
根元の地にたつセルフビルドのユートピア 沢田マンション|渡辺菊眞 28
建築のこれからを話そう[12]森田一弥建築設計事務所 森田一弥さん
温故知新・グローバル左官建築家 2
五十嵐太郎の先読み編集局[88]
インドネシアのトロピカル・モダン|五十嵐太郎 6
兼松紘一郎が巡る建築家模様[41]
戦後を率いたオーソリティの矜持|松本哲夫 7
家披楽喜(いえ び ら き)~住宅放浪記~[6]
フレキシブルな200年複合ビル たまプラーザ・中村高淑自邸+アトリエ[神奈川県横浜市]|雨宮明日香 23
これだけは見ておきたい日本の住宅12選
日本の住空間―原点と現代をつなぐもの編[5]
外をとり込む東松家住宅|冨永祥子 24
美しき設備デザインの世界[5]
床吹き出し空調の設計ポイント|知久昭夫 26
業界をよむ[23]「マンション」のトピック6
マンション問題解決には、「私権」制限も検討すべし 32
10 Minutes Story 映像で遺す建築アーカイブ 東海編[10]
安藤 洋 50年ぶりの公開設計競技「芸創」|生田京子 40
古川保の伝統構法万歳![89]胡散臭いエネルギー政策|古川 保 42
前川國男の求めたもの[50]前川國男の方法論の到達点|松隈 洋 44
仕事場[17]D.I.G Architects/吉村昭範・吉村真基
スキップフロアは変容中 48
まちの胃袋[53]
すぎの冷やし特製ラーメン 山形県山形市|山崎 亮 50
【情報ポスト】
<東京>屋上に階段状の畑を持つ「菜園長屋」[吉村靖孝/吉村靖孝建築設計事務所] 35
<東京>後藤慶二と前川國男作品の保存を要望[小西敏正/宇都宮大学名誉教授] 36
<東京>暮らしと街をデザインする『学大×建築家』[福島慶太/スタジオ・スペース・クラフト] 37
<東京>建築職人学校「東京建築カレッジ」卒業制作発表 38
<広報>東京edoをひらく~人と地域をつなぐ新しい空間のかたち 38
<福岡>八幡の村野藤吾作品の保存活用をめぐる動き[笠原一人/京都工芸繊維大学助教] 39
<広報>村野藤吾の建築―模型が語る豊穣な世界 39
【作品】 ※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります
東日本版
エヌ建築デザイン事務所(東京都世田谷区) 51
ダイス設計(東京都渋谷区) 59
中部版
FOAS 大橋史人建築設計(静岡市駿河区) 51
西日本版
樫永一男建築研究所(大阪市北区) 51
双星設計(大阪市北区) 59
一級建築士事務所 匠工房(滋賀県米原市) 63
岡村設計(滋賀県甲賀市) 65
九州版
永園設計(鹿児島市) 51