建築ジャーナル
- 2024年1月号
- 雑誌
- 出版社:建築ジャーナル
- 発売日: 2024年01月01日
- 発行間隔: 毎月1日
この商品の説明
商品紹介
<建築ジャーナルの編集方針>1.市民、利用者にとっての建築・都市への問いかけと批評。2.中央集権主義から地域主義へ。地方自治、市民自治による「まちづくり」をめざす。3.人間環境を大切にし、地球環境に負荷をかけない建築づくりをめざす。4.市民=公共のための設計業務・建築プロフェッションの確立をめざす。
目次
建築ジャーナル2024年1月号 no1350
特集■集住体の研究 ●表紙絵=坂口恭平
日本における最初期の鉄筋コンクリート造集合住宅が建てられるきっかけとなった関東大震災から100年、『都市住宅』が1973年の年間テーマを「集住体」としてから50年。時代とともに変化してきた日本の住宅政策と集合住宅の歴史を振り返り、集まって住むことの意味とこれからを問う。
企画協力=竹内孝治
【目次】
特集|集住体の研究 ………2
■論考
❶集合住宅はどう受容されたか
同潤会アパートからタワマン文学まで|竹内孝治………4
❷女性が家を持つことを想定していない社会
フェミニズムの視点から日本の住宅政策を考える
|葛西リサ………8
■歴史的集合住宅を見に行く
❶保田窪第一団地1991[熊本市帯山]
大きな屋根の下で皆が暮らすような感覚
|長野聖二………10
❷今井ニュータウン1998[長野市川中島町今井原]
みちのある集落の構想
|羽藤広輔………12
❸ハイタウン北方1998-2000[岐阜県北方町]
ハイタウン北方再訪|清水裕二………16
❹東雲キャナルコートCODAN 2003-2005[東京都江東区]
職住の場は子育て環境へ|葛谷寧鵬………19
■コーポラティブという選択
❶50年史 理想と現実、その成果、そしてこれから
|村島正彦………22
❷コーポラティブハウスよもやま話|杉山 昇………26
■新しい集住の形
❶天神町PLACE[東京都文京区湯島]
取り持つ中庭|平尾しえな………28
❷蒲生シュミグラシ WAnest ワネスト[埼玉県越谷市蒲生茜街]
「専有<共有」という未知のバランス領域へ
|和久田幸佑………31
❸ヨコハマアパートメント[横浜市西区西戸部町]
おだやかに共同体意識を醸成|峯田 建………35
【連載】
◆状況への発言[5]
公共建築は誰のものか―地方自治劣化
|山本理顕…………38
◆五十嵐太郎の先読み編集局[180]
展示場として生まれ変わる傑作住宅
|五十嵐太郎…………40
◆伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[22]
児童養護施設 若竹寮
|伊藤潤一…………41
◆希望のプロジェクト[2]
共感と理解を生む建築の自律性
CASACO
|新美志織…………44
◆まちの胃袋[144]
卓さんの蕎麦(パラグアイ共和国アレグア)
|山崎 亮…………48
【情報ポスト】
◆読者の視点 オートハマーズ社長が来た|中畑彩…………42
◆BOOK 本をめぐる対話2
ホルヘ・アルマザン×松原隆一郎|伏貫淳子…………43
【建築】
◆久慈設計(岩手県盛岡市)…………49
◆UID(広島県福山市)…………53
◆窪田建築アトリエ(山口県岩国市)…………65
◆イン-デ—コード design office(栃木県宇都宮市)…………73
◆福本設計(奈良県奈良市)…………81
【掲載設計事務所紹介】
【奥付】