本、DVD、CD、ゲームの通販 【TSUTAYA オンラインショッピング】

Tポイントの確認
マイページ(注文履歴)
お気に入りリスト
買い物かごを見る
  • HOME
  • 本/コミック
  • 雑誌
  • DVD/ブルーレイ
  • CD
  • ゲーム
  • 文具・雑貨/グッズ
  • アニメ

いつでも解約できる定期購読がおとく!最大15%OFF

 

ファインケミカル

ファインケミカル

2015年3月号
雑誌
出版社:シーエムシー出版
発売日: 2015年03月15日
発行間隔: 毎月15日
  • 価格(税込):7,700円   
  • ポイント:35pt
    • Fujisanで購入
    • 発送予定時期:ご入金確認後 1~2週間
    インフォメーション
    定期購読

    この商品の説明

    調査・資料・報道・抄録ファイン化をめざす化学業界人の必携書

    商品紹介

    本誌は、ファインケミカル分野で国内唯一の専門情報誌です。シーエムシー出版の豊富な蓄積と情報網をもとに、ファイン関連の動向を深く、広範囲に、正確に捉え、「仕事に直結する」最新情報を提供しています。

    目次

    【特集】アレロケミカルの産業利用に向けて―植物-生物間相互作用に学ぶ―
    Towards an Industrial Use of Allelochemicals―Learning from Plant-Life Interactions―

    -------------------------------------------------------------------------

    特集にあたって
    Introduction

    藤井義晴 (東京農工大学)

    -------------------------------------------------------------------------

    アレロケミカルの探索と利用
    Screening of Allelochemicals and their Utilization

    藤井義晴 (東京農工大学)

     アレロパシーが強い植物を農業に直接利用したり, 逆に雑草や外来植物のリスクを評価する目的で, いろいろな植物のアレロパシー活性を検定し, データベースを作成してきた。一方, アレロケミカルから新規な構造の化合物や新たな作用をもつ物質が発見されている。そこでこれらの研究を紹介して, 有効利用する研究につなげたい。

    【目次】
    1. はじめに
    2. アレロパシー活性の生物検定法による探索
    2.1 プラントボックス法の開発とこれを用いた探索
    2.1.1 プラントボックス法の開発
    2.1.2 プラントボックス法による検索結果
    2.2 サンドイッチ法の開発とこれを用いた探索
    2.2.1 サンドイッチ法の開発
    2.2.2 サンドイッチ法による検索結果
    2.3 ディッシュパック法の開発とこれを用いた探索
    2.3.1 ディッシュパック法の開発
    2.3.2 ディッシュパック法による検索結果
    3. アレロケミカルの同定
    3.1 マメ科植物に含まれる非タンパク性アミノ酸類
    3.2 既知物質のアレロケミカルとしての再発見
    3.3 ナガボノウルシから同定した新規物質zeylanoxide
    3.4 タイワンレンギョウから発見した新規サポニン類
    3.5 ユキヤナギから見いだしたシス桂皮酸とその誘導体
    4. アレロケミカルの利用
    4.1 アレロケミカル由来の新たな成分を農薬や植物生育調節剤に利用する
    4.2 アレロパシー現象から新たな作用機構を見いだして利用する

    -------------------------------------------------------------------------

    アレロパシー活性天然物の合成と化合物ライブラリーの構築   
    Synthesis of Natural Products with Allelopathic Activity and Construction of the Compound Library

    宍戸宏造 (徳島大学)
    吉田昌裕 (徳島大学)

     ヒマワリや真菌由来のアレロケミカルであるヘリアンヌオール類およびブレビオン類は従来の天然物には例を見ない炭素基本骨格構造を有している。本稿では, 新しいタイプの環境調和型農薬の開発を指向したヘリアンヌオールA, DおよびブレビオンCの全合成とライブラリー構築, 活性評価を行ったので紹介したい。

    【目次】
    1. はじめに
    2. ヘリアンヌオールAおよびDのエナンチオ選択的全合成と活性評価
    2.1 ヘリアンヌオールAの高効率エナンチオ選択的全合成
    2.2 ヘリアンヌオールDの高効率エナンチオ選択的全合成
    2.3 ヘリアンヌオールAおよびD誘導体ライブラリーの構築と活性評価
    3. ブレビオンCのエナンチオ選択的全合成と活性評価
    3.1 ブレビオンCのエナンチオ選択的全合成
    3.2 ブレビオンC誘導体ライブラリーの構築と活性評価
    4. おわりに

    -------------------------------------------------------------------------

    シス桂皮酸類縁体の合成と構造活性相関研究
    Synthesis of cis-Cinnamic Acid Analogues and the Structure-Activity Relationship Study

    新藤充 (九州大学)

     ユキヤナギが産生するアレロケミカルであるシス桂皮酸配糖体は強力なレタス幼根伸長阻害活性を示す。有機合成化学を基盤とした誘導体の分子設計と合成により, その活性本体と推測されるシス桂皮酸の構造活性相関研究を行い, その活性発現の必須構造単位を明らかにした。さらにその活性発現機構に関する知見も得ることができた。

    【目次】
    1. はじめに
    2. アレロパシー活性化合物としてのシス桂皮酸
    2.1 化学合成
    2.1.1 天然物およびその類縁体の合成
    2.1.2 シス桂皮酸の類縁体合成
    2.2 構造活性相関研究
    2.2.1 必須構造単位
    2.2.2 アルケンの光安定性
    2.2.3 芳香環上の置換基効果
    2.2.4 立体配座の固定化
    2.3 シス桂皮酸特異的抑制剤
    2.4 結論
    2.5 将来展望

    -------------------------------------・・・