創(つくる)
- 1月号
- 雑誌
- 出版社:創出版
- 発売日: 2004年12月07日
- 発行間隔: 毎月7日
この商品の説明
商品紹介
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶
目次
■特集 テレビ局の徹底研究
●〈現役職員匿名座談会〉
受信料支払拒否拡大で揺れるNHK職員の苦渋激白!
●NHK海老沢会長「辞任」をめぐる攻防 丸山昇
●日本テレビに回復の目はあるか 伊勢暁史
●大規模機構改革でTBSテレビ発足 小池正春
●年間三冠王確実、フジテレビの意気軒高 久保隆志
●テレビ朝日、視聴率アップ作戦の新局面 篠田博之
●アニメ急増、テレビ東京のビジネス展開 荒井香織
●島田紳助の出演自粛長期化でテレビ局の大困惑 七瀬恭一郎
●美川憲一さんが来るという日、留置場は大騒ぎになった 田代まさし
●<座談会>香田さん殺害事件とイラク戦場取材
宮嶋茂樹×原田浩司×綿井健陽
●「レッサーパンダ帽の男」についに判決が!! 佐藤幹夫
●武富士元会長に「軽すぎる」有罪判決
●被害者遺族を犯人扱いした長野県警との闘い 浅野健一
●タレント文化人筆刀両断! 河合隼雄 佐高信
●探りながらいってみよう(3) 連赤元兵士を訪ねる(上) 山本直樹
●唐沢・岡田の新世紀オタク清談(6) 唐沢俊一×岡田斗司夫(103kg)
■NEWS EYE
●集英社『ヤングジャンプ』への抗議事件にさらなる波紋
●『週刊ポスト』急落!主要雑誌の部数下落が示す出版不況
<連載コラム>
◆おい、ブッシュ・小泉いい加減にせんかい! マッド・アマノ
◆言論の覚悟 金嬉老事件再考 鈴木邦男
◆「こころの時代」解体新書 社会の“ねじれ”の先にあるもの 香山リカ
◆ホーキング青山の傍若無人 オレ流身障論 ホーキング青山
◆大川前総裁の月刊『壊(こわす)』 熱すぎる米大統領選 大川豊
◆永田町議員秘書ウラ日記 災害ボランティア ハリー土美