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月刊「アレルギーの臨床」北隆館 1981年6月創刊。ぜんそく・じんましんなどアレルギー性疾患の患者は，日本でも年々増加する傾向にあります。月刊「アレルギーの臨床」はこのような時代の要求に応え，アレルギーという病気に対する啓蒙を第一目的とし，日進月歩するアレルギーの臨床面での最新情報や技術的アドバイス，薬剤などを紹介する雑誌です。医療に従事する方や患者とその周囲の方を対象に，最新の知見，症例の報告，応用技術や医療技術など参考になる情報を紹介しています。編集委員会〈編集委員長：山口 正雄（帝京大学ちば総合医療センター第三内科（呼吸器）教授）〉，〈編集委員：川畑 仁人（聖マリアンナ医科大学病病院リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授）・佐伯 秀久（日本医科大学皮膚科教授）・増田

アレルギーの臨床　2024年3月号

最新のアレルゲン情報：交差抗原性を中心に
Latest allergen information: Focus on cross-antigenicity

著者/編集
近藤 康人（藤田医科大学）
定価
本体2,600円＋税
発売日
2024.2.22
判 頁
B5判・74頁


■ 今月の言葉 587
食べることを目指す食物アレルギー対応／宇理須 厚雄

■ 特集
総論 食物アレルギー交差抗原性の新たな地平を拓く／近藤 康人
・Fish have multiple genes for different but similar parvalbumins, the main
proteins causing fish meat allergy／Johannes Martinus Dijkstra, Yasuto Kondo
・ナッツ類アレルギー診断と臨床的交差抗原性／佐藤 さくら
・果物・野菜・花粉アレルギーに対するCRDの向上を目指して／森 雄司・成田 宏史 他
・花粉と果物におけるGRP （Gibberellin Regulated Protein） の交差反応／飯塚 友菜・相沢 智康
・交差反応性の検査法／中島 陽一

■ 症例報告
＜小児科＞ 乳幼児喘息との鑑別を要した先天性気管狭窄症の1例／宇根岡 慧・三浦 克志 他

■ 新しい診療技術290
アレルゲン免疫療法の治療効果を判定する指標／米倉 修二・飯沼 智久

■ 原著
・季節性アレルギー性結膜炎患者における眼瞼皮膚に対する治療実態／海老原 伸行・宮原 玲子 他
・アレルギー性結膜炎の眼そう痒感治療に関する患者アンケート調査／加賀 寛人・西野 博之

■ Clinical Academic Topics
・保育学生のアナフィラキシー場面の授業から職業倫理教育への提言 ―救急救命措置（AED）の学びの比較と受講前後の変化―／谷川 友美
・学童期・思春期の子どもたちにとっての食物経口負荷試験 －聞き取り調査の結果－／宮城 由美子・藤原 悠香 他

■ Biological Academic Topics
・薬物アレルギー克服のための評価系と治療戦略原（野上） 愛・見尾 光庸


「アレルギーの臨床」編集委員会
〈編集委員長〉
山口 正雄 （帝京大学ちば総合医療センター 第三内科（呼吸器）教授）
〈編集委員〉（五十音順）
川畑 仁人 （聖マリアンナ医科大学病病院リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授）
佐伯 秀久 （日本医科大学皮膚科教授）
増田 　敬 （同愛記念病院小児アレルギーセンター）
松根 彰志 （日本医科大学耳鼻咽喉科教授）

〈初代編集委員長〉
石崎 達 （独協医科大学名誉教授）
〈名誉編集顧問〉
織田 敏次 （東京大学名誉教授・日赤医療センター
名誉院長）
牧野 荘平 （獨協医科大学名誉教授）
〈編集顧問〉
斎藤 洋三 （神尾記念病院顧問）