精神療法
- Vol.47 No.6
- 雑誌
- 出版社:金剛出版
- 発売日: 2021年12月05日
- 発行間隔: 毎偶月5日
この商品の説明
商品紹介
日常臨床に直結した特集と症例研究,文献紹介などで構成される豊富な誌面は,初学者からベテランまで幅広い支持を得ている。
目次
[巻頭言]患者を文学とまちがえた男 岸本寛史
[特集]夫婦・家族療法の実際――事例に接する
企画の趣旨:夫婦・家族療法の実際――事例に接する 中村伸一
カップル・セラピーの事例 野末武義
家族療法で子どもを治す 森野百合子
問題とされる家族員不在の家族療法 日下華奈子
カップルのブリーフセラピーとしての治療的アセスメント 中村紀子
医療における夫婦・家族療法 渡辺俊之
原家族スーパービジョン(Family-of-Origin Supervision)の実際 中村伸一
外来診療場面での家族心理教育の応用 後藤雅博
[エッセイ]
「多方向への肩入れ」というスタンス 平木典子
ソーシャルワークと家族療法――家族の立体的理解 福山和女
不登校の治療に家族の観点をどう組み込めるか 齊藤万比古
「家族同席面接のすすめ」をめぐって 近藤直司
小児病棟で出会う夫婦 上別府圭子
大学の心理相談室における夫婦療法 生島 浩
ノイラートの船としての家族療法 上田勝久
[連載]
実践SST再入門 最終回 個人SST 舳松克代
個人心理療法再考 最終回 個人心理療法Q&A 上田勝久
動機づけ面接を始める・続ける・広げる 第6回 動機づけ面接と私的事象 坂上貴之
[書評]
田代 順著『〈フィールドワーク〉小児がん病棟の子どもたち―医療人類学とナラティヴの視点から』 岸本寛史
木部則雄,平井正三監修/吉沢伸一,松本拓真,小笠原貴史編著 『子どもの精神分析的セラピストになること―実践と訓練をめぐる情動経験の物語』 大橋良枝
ウィルキンソン, M.著『セラピーと心の変化―情動・愛着・トラウマ、そして脳科学(Changing Minds in Therapy)』 山中康裕
池田暁史著『メンタライゼーションを学ぼう―愛着外傷をのりこえるための臨床アプローチ』 原田誠一
山崎孝明著『精神分析の歩き方』 岡田暁宜
大森哲郎責任編集『《POWERMOOK 精神医学の基盤》[5]精神医学における仮説の形成と検証―総合テーマ 精神医学における科学的基盤 No2』 長峯正典
アンドレ・グリーン著,ジャン・アブラム編『アンドレ・グリーン・レクチャー―ウィニコットと遊ぶ』 妙木浩之
シンディ・N・アリエル著『アスペルガー症候群との上手なつきあい方―パートナーを理解してつながる』 北島歩美
藤田博康著『幸せに生きるためのカウンセリングの知恵―親子の苦しみ,家族の癒し』 神田橋條治
〈映画評〉科捜研の女―劇場版 山中康裕
[患者から学ぶ]「回復」と「成長」 岡島美朗
[Review of Books Abroad]Primary Research Group Inc. : Survey of College Counseling & Mental Health Services During the Pandemic/Primary Research Group Inc. 太田裕一
[海外文献抄録] 小川豊昭,他
[学会の印象]開業精神療法研究会 妙木浩之
[かたるしす]
[てらぺいあ]秋の夜に想う 笠原麻里[追悼]吉松和哉先生の思い出 北西憲二