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表現者クライテリオン

表現者クライテリオン

2020年9月号
雑誌
出版社:啓文社
発売日: 2020年08月17日
発行間隔: 毎偶月16日
  • 価格(税込):1,362円   
  • ポイント:6pt
    • Fujisanで購入
    • 発送予定時期:ご入金確認後 5 営業日
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    この商品の説明

    與論形成に寄与する真正保守総合誌

    目次


    2020年9月号(通巻92号) 8月15日発売

    特集
    新・空気の研究
    TV・知事・専門家たちのコロナ脳
    座談会
    「空気」に抗う社交の力
    辻田真佐憲(近現代史研究者)
    藤井聡(京都大学大学院教授、クライテリオン編集長)
    柴山桂太(京都大学准教授)
    浜崎洋介(文芸評論家)
    川端祐一郎(京都大学大学院工学研究科助教)
    【特別インタビュー】
    養老孟司、常識を語る(最終回)「手入れという思想」――「バカの壁」を乗り越えるために/聞き手:浜崎洋介

    【特集】
    「空気」に抗う社交の力/辻田真佐憲×本誌編集部
    専門家支配から非専門家統制へ――「空気」の専制に抗して/野家啓一
    総動員体制下の「新しい生活様式」――コロナウイルスとの「戦い」は「総力戦」なのか/井上雅人
    「空気」の支配に抗して――社交と常識の倫理学/浜崎洋介
    マスメディアは新型コロナをいかに報じたか――「アナウンス効果」が生んだ危機/窪田順生
    メディアとのソーシャルディスタンスを取り戻せ/松林薫(逆張りのメディア論)
    「ゾンビ企業」は潰れるべきとの「空気」の支配が日本の経済社会を破壊する――誤った方向に放たれ続ける「第三の矢」/室伏謙一(アベノミクスの失敗)
    ベートーヴェンは怒っている/野口剛夫
    「二重行政の無駄」という罪悪――大阪維新の会の医療政策を検証する/松嶋三夫
    空気の否定か、爽快な自滅か/佐藤健志(一言一会)

    【新連載】
    自衛官とは何者か(第1回)国民の中の自衛隊、自衛隊の中の国民/磯邉精僊

    【連載】
    コロナからの問いに応えられない亡国の危機/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
    保守派I/伊藤貫(国際政治学のパラダイム)
    文学の黙示録――古井由吉『楽天記』/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後文学のアルケオロジー)
    伝統論の系譜学――T.S.エリオットから日本へ/柴山桂太(「常識」を考える)
    芸術の科学――神経美学の試み/川端祐一郎(思想と科学の間で)
    移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「移動せずともよい社会」を目指して(二)コスモポリタニズム批判㊂/白川俊介(ナショナリズム再考)
    「やさしさ」とマスク――言葉から考える(4)/施光恒(やわらか日本文化論)
    関ケ原の戦いの謎/竹村公太郎(地形が作る日本の歴史)
    第三次世界大戦を避けるため、国家を立て直せ(フランス保守論客インタビュー ジャン=ラサール「抵抗せよ」党首・下院議員 後半)/聞き手:及川健二
    おい、自殺者は減っているぞ!/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)
    メディア出演瓦版/平坂純一
    編集長クライテリア日記――令和二年四月~七月/藤井聡

    【寄稿】
    軍事技術と科学者/武田靖
    昨今の学校教育について/髙山啓佑

    【書評】
    『天皇論 江藤淳と三島由紀夫』富岡幸一郎 著/薄井大澄
    『マックス・ヴェーバー――主体的人間の悲喜劇』今野元 著/田中孝太郎
    『日本経済学新論――渋沢栄一から下村治まで』中野剛志 著/篠崎泰平
    『白人ナショナリズム――アメリカを揺るがす「文化的反動」』渡辺靖 著/佐藤慶治

    【その他】
    「コロナからの国家再生」の道を構想せよ / 中国――「国民国家」になれない国(鳥兜)
    「命の選別」論争の不毛 / 教育機会を奪う大学の不条理を許すな(保守放談)
    読者からの手紙(投稿)


     我が国では新型コロナ感染症に対して「国民が一丸となってウイルスを抑え込むべし」
    という想念が幅広く共有された結果、「コロナは怖い」から感染すること/させることは
    「悪」であり自粛こそが「善」という“コロナ脳”とも呼ぶべき単純化された認識に世間が概ね支配された。
    そして「自粛警察」とも言われた相互監視現象が拡大していったのだが、これはまさにかつて
    評論家の山本七平が『「空気」の研究』で論じたこわばった空気が、令和の日本を席巻したことを意味している。
     このこわばった空気の形成にはTVが中心的役割を果たしたが、そのTVにお墨付きを与えた・・・