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商品紹介
毎号、特集テーマを設け、海外作家の本邦初訳作品と、日本作家の書き下ろし創作を中心に、古典作品の新訳、評論、エッセイ、ブックガイド、アートなどで構成し、怪奇幻想の世界の魅力を探究していきます。
目次
【Story】
■シーベリー・クイン「東西魔神大合戦」/訳:渡辺健一郎
■グスタフ・マイリンク「アルビノ」/訳:垂野創一郎
■グリン・オーウェン・バーラス「鴉の岩、この世の果て」/訳:徳岡正肇
■リサ・ハネット「戴冠試合」/訳:大和田始
■ピーター・ローリック「キュベレの眼」/訳:待兼音二郎
■間瀬純子「3=1 魂の部屋」
■思緒雄二「生き人形、家出する」
【Interview】
■健部伸明インタビュー 「原典にあたり、これまでにないことを掘り出す」/聞き手=岡和田晃・岩田恵/構成=岡和田晃
【Essay】
■異教の呼び声がもたらすもの/いわためぐみ
■人間の闇を形にする―― T.T.Angie/沙月樹京
■ペイガン&カルトに関するグレッギング〜あるいは、とあるアメリカ非電源ゲームにおける異教徒の概念〜/健部伸明
■怪奇幻想文学としての「異教」と秘密結社、そしてカルト――他者性の位置を問い直すために/岡和田晃
■アリ・アスターが描く内なる狂気と客観が生む狂気/深泰勉
■ミッドサマー、あるいはミンコフスキー・テーマパーク/徳岡正肇
■伏見稲荷から見つめる、現代アメリカ人とペガーナな神々/丸屋九兵衛
■秘教の成立と秘教映画の変遷/深泰勉
■ペイガンの国・日本/鈴木一也
■カルティストになろう!〜新たな不謹慎ゲームとしてのカルト宗教/徳岡正肇
■邪教との対決〜ハマー・フィルムの作品より〜/浅尾典彦
■秘密教団が抱くべきではない卵〜イースターエッグとしてのクトゥルフ/徳岡正肇
【Movie】
■夜闇とディスコミュニケーションのサスペンス――映画『殺人鬼から逃げる夜』/深泰勉
【Serial】
■〈覚えておいて欲しいこと〉第四回/井村君江
ケルト祭「ゴーゼス・ケルノー」 ──コーンウォールの祭礼──
シャナヒーの語り ──イエイツの『ケルトの薄明』──
■〈アンソロジーに花束を〉第八回 巧みなゴースト・アンソロジスト/安田均
【Book guide】
■チャールズ・マンソンが示した壮大にして無名の欲望装置/岡和田晃
■表紙/T.T.Angie《Sacrifice(生贄)》