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生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。
目次
■特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ■
特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ
特集「高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ」によせて(岩田 想)
□I.高速分子動画装置の開発
時分割実験のための多様な反応誘起システムの開発(南後恵理子)
固定ターゲットを軸とした生体高分子動的構造解析の新技術開拓(山本雅貴・松浦滉明・吾郷日出夫・熊坂 崇・馬場清喜・長谷川和也・鈴木明大)
□II.計算によるアプローチ
データ融合シミュレーションとXFELによるタンパク質の動的構造解析(宮下 治)
銅含有アミン酸化酵素における動的酵素反応機構(庄司光男)
ハイブリッド分子シミュレーションによるタンパク質分子機能ダイナミクスの研究(林 重彦)
□III.分光によるモニタリング
タンパク質微結晶を測定する時間分解顕微分光技術(片山哲郎・木村哲就・久保 稔)
時間分解赤外分光によるレチナールタンパク質の反応計測(古谷祐詞)
□IV.高速分子動画の実例:レチナールタンパク質
光駆動型クロライドイオンポンプロドプシンの構造変化(保坂俊彰)
水圏生態系におけるロドプシン集光アンテナの構造と機能(志甫谷 渉)
□V.高速分子動画の実例:酵素
酵素反応過程の高速分子動画の撮影の取り組み(上垣哲心・永野真吾)
銅含有アミン酸化酵素の反応過程の撮像(村川武志)
□VI.高速分子動画の実例:光作動性タンパク質
光活性化アデニル酸シクラーゼ合成酵素の活性化機構の解明(石本直偉士・朴 三用)
光合成の水分解反応機構の解明(菅 倫寛・沈 建仁)
□VII.ケミカルバイオロジー:タンパク質の分子制御へ向けて
動的構造情報に基づく受容体タンパク質活性制御法の開発(原 隆史・堂浦智裕・清中茂樹)
ケージド化合物を用いる細胞機能制御(古田寿昭)
光薬理学リガンドによる細胞機能制御(松尾和哉)