この商品の説明
商品紹介
1887年に創刊された日本の代表的な月刊総合誌。各分野の最高水準の執筆者に支えられ、常にその時代を画する評論、ノンフィクション、文芸作品を掲載して、世論の形成に指導的な役割を果たしてきた。この数年は、その伝統の蓄積をベースに、読みやすさ、分かりやすさ、親しみやすさをテーマに積極的な誌面刷新を推進。2004年1月号からは表紙も一新し、「明日を読み解く」雑誌として、一層のパワーアップを図っている。
目次
【 特集I 】
老いと喪失 死と向き合う思想
社会が決める人間の寿命
利己的な生と公共的な死
▼小林武彦
老いと死の哲学的文法
▼入不二基義/聞き手:斎藤哲也
効率化により変わりゆく葬送儀礼
死を社会的に受け止める意味を考える
▼山田慎也
思い出に浸るときが愛おしい
長寿の秘訣はおばさんに学んだ
▼末井 昭/聞き手:オバタカズユキ
死と向き合うことの哀しみと希望
デイサービスという介護現場で
▼六車由実
記憶の衰えと付き合うために
SOC理論の考え方とは
▼増本康平
【 特集II 】
ロシアの暴挙 揺らぐ秩序
〔対談〕トランプは再臨するのか?
ウクライナ侵攻で揺れる アメリカ社会の行く末
▼渡辺 靖×横田増生
ウクライナ情勢以上のリスクとして
円高待望論が招く危機
▼飯田泰之
戦争から得られる教訓
中国との情報戦に打ち勝つべし
▼阿古智子
中央アジアの苦悩
国連決議と国民感情の狭間で
▼ダダバエフ・ティムール×園田茂人
【特集III】
戸籍の現在
婚外子差別、選択的夫婦別氏、人権侵害......
家族単位から個人単位の編製へ
▼二宮周平
民法改正で無戸籍問題は解決するのか
▼井戸まさえ
赤ちゃんポスト、内密出産の課題
子どもの出自を知る権利を考える
▼森本修代
造り上げられた「家」の観念
日本人を呪縛する「戸籍意識」
▼遠藤正敬
時評2022
戦争を前に国際政治学者に何ができるのか
▼井上正也
金券と現金、ルーブルと円
▼坂井豊貴
カッコ良さの多様性
▼小川さやか
コメディアン出身のゼレンスキー大統領との意外な共通点
戦時指導者リンカーンの実像
▼小川寛大
返還から50年 沖縄「復帰運動」とは何だったのか?
「沖縄を返せ」に歌われた強い願いと違和感
▼与那原 恵
芸人にとって歓迎すべき状況か否か
お笑い界の競技化がもたらしたもの
▼寺西ジャジューカ
一茶と『歎異抄』に学ぶ 人生を軽やかにする流儀
▼大谷弘至
地球行商人
味の素 グリーンベレー【第17回】
▼黒木 亮
好評連載
現代中国と少数民族(4)
高原の民・ナシ族にも押し寄せる資本主義の波
▼安田峰俊
琉球切手クロニクル(18)
戦後に復活を遂げた「組踊」
▼与那原 恵
地図記号のひみつ㉔
消えた歯車、残る工場
▼今尾恵介
炎上するまくら66
自分の値段
▼立川吉笑
連載小説
馬上の星──小説 馬援伝 【第14回】
▼宮城谷昌光
南洋のエレアル【最終回】
▼中路啓太
チャンバラ【第4回】
▼佐藤賢一
グラビア
海神の楽園(18)
▼撮影・文:伊勢優史
《Mmoies》私の書斎
▼寺山修司
美しき琉球切手(18)
▼文:与那原 恵
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