この商品の説明
商品紹介
1887年に創刊された日本の代表的な月刊総合誌。各分野の最高水準の執筆者に支えられ、常にその時代を画する評論、ノンフィクション、文芸作品を掲載して、世論の形成に指導的な役割を果たしてきた。この数年は、その伝統の蓄積をベースに、読みやすさ、分かりやすさ、親しみやすさをテーマに積極的な誌面刷新を推進。2004年1月号からは表紙も一新し、「明日を読み解く」雑誌として、一層のパワーアップを図っている。
目次
【 特集 】
病と生きる──誰もが患う時代
〔対談〕
コロナ禍で見えた社会の病理 治療と仕事を両立するには
▼大竹文雄×笠井信輔
高次脳機能障害の当事者として
脳が壊れた僕のできること、できないこと
▼鈴木大介
主治医には名医ではなく良医を
人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく
▼鎌田 實
ヤングケアラー対策でなお残る課題
「時間の再編」に対応した正規労働の改革を
▼澁谷智子
過度な長寿化がもたらした副産物
老いて病む人間、ピンピンコロリの動物
▼小林武彦
〔対談〕
東北の地を歩いて見えた希望
がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある
▼垣添忠生×大島理森
時評2023
アルゼンチンの日系人と多重国籍問題
▼岩間陽子
宮﨑駿監督の新作ではなぜ戦禍が描かれなかったのか
▼井上智洋
あなたは一国の為政者でも私よりは弱い
▼河野有理
EU型社会を目指す国民の願いと連帯
汚職、オリガルヒと闘うウクライナの「市民社会」
▼平野高志
秦剛外相の更迭、「戦狼外交」......
中国「外交」はなぜ理解不能なのか
▼岡本隆司
学問と政治~新しい開国進取【第11回】
戦後50年の国会決議と幻の緒方貞子内閣
▼北岡伸一
問い直されるアイデンティティ
欧州で進むミュージアムの「脱植民地化」
▼村田麻里子
〔対談〕
プーチンに逮捕状を出した日本人裁判官が問う
日本は「戦争犯罪」への備えはあるか
▼赤根智子×フィリップ・オステン
【 特集II】
コンサルの光と闇
なぜ必要とされ、なにが足りないのか
▼冨山和彦
「会社のお医者さん」の喜怒哀楽とやりがい
▼メン獄
東大生はなぜ起業を目指すのか
シン・エリート層のキャリア観の変化
▼各務茂夫
メディア今昔
〔対談〕
歴史の盲点、公共性、リテラシー......
戦前のメディア政治が現代に残した教訓
▼佐藤卓己×辻田真佐憲
技術と資金力で米国を揺るがす億万長者たち
イーロン・マスクは一人ではない
▼八田真行
切り取り報道に抗して30年
メディアがフェイクを見破れずして、この国は守れない
▼猪瀬直樹
知られざる「切り抜き師」事情
▼本誌編集部
村上龍、糸井重里、柏木博、ナンシー関......
団塊ジュニア世代の目に映った言論空間
▼速水健朗
LGBT「活動家」と一般当事者はなぜ乖離したのか
▼三橋順子
SNS、コロナ、健康増進法......
現代社会の法と自由を考える
▼住吉雅美
追悼
月の人──森村誠一
▼角川歴彦
好評連載
炎上するまくら【第82回】
甲州街道の海賊
▼立川吉笑
文品 藤沢周平への旅【第6回】
「用心棒」シリーズ──『孤剣』『刺客』『凶刃』
▼後藤正治
連載小説
美土里俱楽部【第6回】
▼村田喜代子
邪行のビビウ【第7回】
▼東山彰良
グラビア
海神の楽園㉞
▼撮影・文:伊勢優史
Memories 私の書斎
▼陳舜臣
森村誠一 歩き続けて
連載・コラム
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音楽には物語がある【第58回】
▼小谷野 敦
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