東京人
- 3月号
- 雑誌
- 出版社:都市出版
- 雑誌コード:16725
- 発売日: 2010年02月03日
- 発行間隔: 毎月3日
この商品の説明
商品紹介
「東京人 Tokyo-jin」とはあるものではなく、なるものである。東京で生まれ暮らす人はもちろんのこと、日本各地から、世界各国からやってきて、学んだり仕事をしたりしている人はみな「東京人」。月刊「東京人」では、東京を舞台に生きるヒト”東京人”のあり方を模索し、彼らが創り上げていく歴史・文化・風俗・建築物・文学・風景など東京という舞台が生み出す様々な事象を、毎号の特集で探っていきます。あなたも月刊「東京人」で、東京の隠れた魅力を発掘してみませんか?
目次
特集
江戸吉原 part2
聖と俗、光と影の人模様
咲き誇る江戸の花 文・日野原健司
吉原大門内花魁道中図/桜下花魁道中図/桜下美人図/観桜酒宴図
元禄時代の「吉原風俗屏風図」を読み解く
「秘められた遊女の心」当時全盛美人揃 瀧川/今様邯鄲
「花魁の色事」好色十二図/ねがひの糸ぐち/吉原大門口
対談 渡辺憲司×松井今朝子
遊廓と芝居
二つの悪所は江戸の夢
歌舞伎 坂東玉三郎 文・真山 仁
傾城をつとめる心
落語 桂 歌丸
なんたって、廓の生まれですから
漫画 村上もとか
『JIN-仁-』 で、
籠の鳥の声なき声を伝えたかった
燃えるたび見世は町場で焼け太り
「仮宅」繁盛期
文・竹内 誠
過去帳から読み解く
江戸後期二軒の大見世「和泉屋」
文・日比谷孟俊
金は天下の回りもの
吉原をめぐるお金の話
文・山本博文
仙台、栃木、山形、東京……
二代目高尾の残影を追って
文、写真・渡辺憲司
集娼政策への転換
大岡越前守忠相と吉原
文・佐藤 悟
「助六」を生んだ吉原の地霊
文・矢内賢二
小唄と吉原情緒
文・石上申八郎
コラム 吉原夜話
仮初めに交わす、夫婦の契り/遊女密着24時/遊女を娶った男たち/女たちの手練手管/明治の「吉原一口噺」/都市空間の中の吉原とは/二大悪所、吉原と芝居小屋/年中行事カレンダー/後ろ髪ひく見返り柳/歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』/時代小説『吉原御免状』/川柳でみる、ある男の半生/吉原が消えた日/江戸吉原年表/明治吉原を描いた斎藤真一
文・藤野 基
遊廓の名残を残して
文、絵・なかだえり
なつかし遊び歳時記(7)
押しくらまんじゅう
文、絵・赤瀬川原平
随筆
最終回は別の番組 文・種村 弘
中国初心者 文・小坂文乃
浦島太郎 文・村山 斉
電気をめぐる(9)
鬼怒川温泉郷の繁栄と
水力発電開発の不思議な関係
文・雨宮甲
今宵はこの店で(18)
三鷹「酒菜 かぶら家」
各地の地酒を傾けて
中村彰彦×浅見雅男×米森公彦
文・中村彰彦
写真・飯田安国
曇天気(18)
名前は、聞かなかった
文・堀江敏幸
写真・鈴木理策
広重の浮世絵にみる、
江戸東京のインフラ(2)
堤防「よし原日本堤」
文・竹村公太郎
東京マラソンで見つけた、
新しい都市の顔
文・高橋洋子
写真・小林キユウ
キリンビール東京支社
“うまいもの応援団”がゆく!
東京の商店街(23)
深大寺
アミューズ ミュージアムは、
浅草の新・観光名所
復活!『上海バンスキング』と「魔都」上海
文・扇田昭彦
森記念財団Tokio-logy(第二回)
タワーマンションにみる湾岸的超日常
文・平井太郎、今村創平
Close up TOKYO
Interview
品川区長 濱野 健
書評同人
鹿島茂/小池昌代/中村彰彦/細馬宏通/山崎浩一
今月の東京本
映画 キネマの街角(23) 野崎歓
鉄路と銀幕(11) 古厩智之
美術 Exhibition Walkabout(23)保坂健二朗
音楽 東京小耳帖(11)片山杜秀
舞台 観劇の目配せ(23)伊達なつめ
落語「ごらく」は「らくご」(11) 高田文夫
街 ニュー・オープン レポート(35) 河崎文香
Monsieur宇田川の東京・食散歩 (11) 宇田川悟
今月見に行く、建築案内!(11) 石渡玲子
東京ネットワーク
SHOPS&GOODS/バックナンバー/編集後記、次号予告