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商品紹介
明日への視点を探る東海大学の総合教養誌。研究者や評論家、ジャーナリスト、作家など、各界で活躍する多彩な人々に意見を求め、テーマや問題を掘り下げます。『望星』の編集姿勢は常に、「入門的なわかりやすさ」と「問題の本質の整理」を心がけるものです。「いま、なぜ、この雑誌でこの記事なのか」、「それで結局、筆者や編集部は何が言いたいのか」、が明確な形で、読者に届くよう意を尽くしています。また、読者に対しては、「開かれた誌面づくり」をめざし、ご意見や反応、投稿などをお寄せいただく窓口を広く設けています。なぜいま『望星』が必要なのか:不況に加えて、社会の制度も、人々の心も激変し、混迷の時代を迎えているニッポン。そのなかで、あなたの明日を考える糧として、『望星』をお役立てくだ
目次
【特集】怪談は何を物語るのか
─秋の夜長に 〝怖い〟 を楽しむ──
●かつての文豪たちも怪談を書いていた
怪談はどのように語り継がれてきたのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東 雅夫
●いまの怪談業界はカオス!それが面白い
インターネットが怪談に与えた影響・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉田悠軌
●実話怪談はオーラルヒストリーのひとつ
『四谷怪談』 にみる怪談の魅力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川奈まり子
●恐怖感のドキドキと恋のときめきは同じ⁉
私たちはなぜ恐怖を楽しめるのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戸田山和久
●人間中心の考え方を見直すべきときが来た
小泉八雲とセツが紡いだ『怪談』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小泉 凡
●怪談ルポ
東日本大震災後の不思議な話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山川 徹
《ジャーナル》
戦後史探検 22 〝大磯の一茶〟 と呼ばれた文筆家(上)・・・・・・・・・・・三山 喬
渡航移植をめぐる〝黒い霧〟・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋幸春
《連載》
・嗚呼ワンコイン・パラダイス1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡崎武志
・メディア分光器174 いま、学際を問う・・・・・・・・・・・・・・・・・・水島久光
・「ラディカルな潤沢」生活30 簡単なのにヘルシー美味しい・・・・・・・・ヒットペン
・路の記憶93 秋田湯煙紀行(前編) 黒湯温泉、蟹場温泉・・・・・・・・・・平川克美
・鶴くん亀くん7 芸術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みなみしんぼう
・大草原のつむじ風57 モンゴルの砂漠で映画を撮る・・・・・・・・・・・・大西夏奈子
・働く映画43 リアルか、ディストピアか『新聞記者』・・・・・・・・・・・・奥 憲太
・続・マタギの村から31 「たいへん!」に潜むおもしろさ・・・・・・・・大滝ジュンコ
・長い読書23 沖縄の詩人(2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・島田潤一郎
《歌壇・俳壇》
・望星歌壇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日高堯子
《今月の詩》
めだまのふる日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Sasa/Marie
《カラー口絵》
・虫めづる奇人の回想57 絶滅危惧種のアリスアブ 小松 貴
・草木を訪ねて三千里5 カンボジア人を守る 「生命の樹」 藤井義晴
・人集うひととき4 「一日の終わりに」 花原淳子