この商品の説明
商品紹介
1887年に創刊された日本の代表的な月刊総合誌。各分野の最高水準の執筆者に支えられ、常にその時代を画する評論、ノンフィクション、文芸作品を掲載して、世論の形成に指導的な役割を果たしてきた。この数年は、その伝統の蓄積をベースに、読みやすさ、分かりやすさ、親しみやすさをテーマに積極的な誌面刷新を推進。2004年1月号からは表紙も一新し、「明日を読み解く」雑誌として、一層のパワーアップを図っている。
目次
【 特集 】
一人で老い、一人で死ぬ社会
カギはプロの介護、世帯分離、人づきあい
気楽で悩みもなし おひとりさまの大往生
▼上野千鶴子
「人生の意味」の短い歴史
一人を生きるときに頭をもたげる問い
▼村山達也
独身の強みと他人と共にいること
僕が結婚しない理由
▼ヒロシ
人生の終わりに向けて
終活は誰のためにするのか
▼木村由香
弔いの現場から見えるもの
超高齢社会の「孤独死」と葬儀を問う
▼佐藤信顕
【 特集 】
90年代文化という分水嶺
SNS前夜の日本社会が残した課題
「ネタ」として消費できること、できないこと
▼TVOD
90年代、書店とは何であったか
アマゾン以前の景色として
▼小林 浩
『クイック・ジャパン』創刊編集長が語る90年代と現在
個人の眼と情熱が支えた雑誌作り
▼赤田祐一
時評2021
見えてきたバイデン外交の輪郭
▼鈴木一人
「45歳定年」論──求められる視点の転換
▼飯田泰之
ポリウレタン製マスクから社会の未来を考える
▼内田麻理香
世界の知性」に聞く(4)
コロナと貧困から 世界を救出するためにすべきこと
▼ポール・クルーグマン/聞き手:佐藤智恵
ロシア、朝鮮、市民運動......歴史と現実に向き合って見えたこと
「進歩的知識人」とリアリズム
▼和田春樹/聞き手:辻田真佐憲
〔対談〕
ドストエフスキー 生誕200年
『カラマーゾフの兄弟』が映し出す 行き過ぎた新自由主義の果て
▼池上 彰×佐藤 優
〔対談〕
米中 衝突する理念と力
軍事力と可能性から考える台湾有事
▼阿南友亮×森 聡
実務家総理・菅義偉の レガシーと痛恨事
▼中北浩爾
平民宰相とはなにか
原敬と菅義偉に求められたもの
▼清水唯一朗
新型コロナ分科会会長が語る
菅政権がコロナに敗北した理由
▼尾身 茂/聞き手:牧原 出
たばこ税をきっかけに考える
対立を煽らずお互いが共存できる社会に
▼二宮清純
独りで死ぬまでに読むブックガイド
▼浅羽通明
地球行商人
味の素 グリーンベレー【第10回】
▼黒木 亮
令和3年 谷崎潤一郎賞発表
【受賞作】
金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』
【選評】池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸
煙草の吸えた三月の居酒屋
▼金原ひとみ
好評連載
琉球切手クロニクル(11)
琉球舞踊の復興
▼与那原 恵
冒険の断章㉘
コロナ禍でも北極に行く理由
▼角幡唯介
地図記号のひみつ(18)
森の記号は針葉、広葉、その他いろいろ
▼今尾恵介
連載小説
任俠楽団【第9回】
▼今野 敏
雪澱【第27回】
▼黒川博行
馬上の星──小説 馬援伝 【第7回】
▼宮城谷昌光
南洋のエレアル【第9回】
▼中路啓太
グラビア
海神の楽園(11)
▼撮影・文:伊勢優史
美しい城下町を訪ねて㉓
兵庫県 丹波篠山市
▼撮影:米田 渉/文:牧口じゅん
人生の極意はソロキャンプにあり
▼ヒロシ
Memories 私の書斎
▼大宅壮一
美しき琉球切手(11)
▼文:与那原 恵
連載・コラム
ニュースの1枚
炎上するまくら59
▼立川吉笑
深層NEWSの核心
音楽には物語がある㉞
▼小谷野 敦
書苑周遊
新刊この一冊
▼阿部公彦
著者に聞く
▼坂巻哲也
このマンガもすごい!
▼杉田俊介
Book Clip
【特別企画】
建設現場で輝く女性たち!
大豊建設 地域を支える眼科医療 頼れるドクターたち(1)
▼いくの眼科